Work02 店舗 店長の仕事 ビナキッチン

Profileプロフィール

本気で取り組めば、道は拓ける

氏名
宮嶋 敏之 
Toshiyuki Miyajima
所属部署名
洋食事業部
入社年
2007年(キャリア入社)
出身地
東京都
出身学部・学科
経済学部 経済学科
2003年卒
クラブ活動・スポーツ歴
小学生から中学途中までは野球、中学途中から高校まではバドミントン。
趣味・余暇の過ごし方
3匹の猫、二人の子どもと遊ぶこと。旅行、温泉にもよく行く。
好きなスポーツ
ジョギング
好きな言葉
「諸行無常」。毎日ワクワクして、本気で仕事に取り組むことが大切だと思っている。
好きな食べ物
焼肉とビールで、小田急レストランシステムでは、「フォレスティコーヒー」がお気に入り。

Career pathキャリアパス

キャリアパス

Q1入社理由

学生時代からの「食」への思いを今に

学生時代から飲食業に興味があり、居酒屋やフランス料理店などでアルバイトをしていました。そうした影響から、就職活動では食に関する企業を中心にエントリーし、最終的に食品卸の会社に入社しました。1年半ほど勤めていましたが、飲食の現場に憧れを持っていたこと、将来的には自分のお店を持ちたいと思うようになったことで、転職を決意。個人経営のイタリア料理店に入り、飲食店経営と調理のイロハを学び、調理師免許も取得。2年ほど経過したタイミングで、より大きな店舗で幅広い業態の経験を積みたいと感じるようになり、当時小田急レストランシステムが持っていたブランド「パスタダイニング・モルテヴォルテ」の求人を見つけました。そこから当社に入社し、現在に至ります。

Q2仕事内容

自店の利益を最大化し、食文化の向上に貢献する

現在は小田急線海老名駅にあるロマンスカーミュージアム内の「ビナキッチン」で店長を務めています。ビナキッチンは、ナポリタンやオムライスなどレトロな洋食を特徴とする小田急レストランシステムのオリジナルブランドで、2023年7月にオープンしました。また海老名駅は小田急電鉄が再開発を進める基幹駅であり、店舗の立地は駅に隣接し建物をつなぐ回廊と直結しており大変恵まれた環境にあると言えます。

店長の仕事というのは実に幅広い役割が求められます。分かりやすいところで言えば、接客や調理、食材・備品の発注、店内の掃除など、店舗営業におけるオペレーション業務があります。また店舗の予算を管理し、売上・利益を上げつつ、後輩社員の育成、アルバイトスタッフの採用・育成などの業務もあります。要は何から何までやる仕事です。

店長はその店舗における舵取り役ですので、お店のことは何でも分かる人材でなければなりません。中でも、自店の利益を最大化することと、当社の理念でもある食文化の向上に貢献することが、私の役割であると考えています。店舗の売上・利益を上げるには、シンプルですが、一人でも多くのお客様がご来店し、ご満足いただくことが大事です。そのために座席数を増やしたり、ビナキッチンの前を通る人の目に入りやすい位置に看板を置いたり、テラス席を設置し視認性を上げ、店舗の存在をアピールするなどに努めています。

Q3仕事のやりがい

自分の考えを反映できる現場

食事をするときというのは、人々が幸福を感じられる瞬間です。そして飲食業というのは、そんな幸せな時間をつくることができる素晴らしい仕事だと思っています。日本の飲食店は飽和状態とも言われますが、業態やジャンルはまだまだ進化を遂げています。小田急レストランシステムは幅広いブランドを取り揃えていますが、新業態の開発にも積極的です。

また当社は、現場に店舗運営における大きな裁量権を持たせてもらっており、自分が作りたい店舗を自らの手で目指すことができる環境にあることはとてもやり甲斐を感じます。例えばビナキッチンでは、ホールスタッフの制服を廃止し、私服で勤務してもらうようにしました。制服だとお客様とスタッフとの間に、どうしても心理的な距離感が生まれてしまいますが、私服であればスタッフを身近な存在に感じてもらえると思い、そういった施策に取り組みました。自分なりの考えを店舗運営に反映できる点も、当社で働くことの醍醐味だと感じています。

Q4失敗談や苦労

ご来店いただくことの難しさ

店長としての仕事で最も難しく感じるのは、店舗の売上を長期的に伸ばしていくことです。競合店が軒を連ねる中、当店を選んでいただくことは容易ではないですし、天候にも大きく左右されます。近年は猛暑や豪雨など異常気象が頻発しており、お客様が外出を控えてしまうような日もあります。そうした状況下で、いかにお客様に愛される店舗を作っていけるかが大切だと思っています。

またスタッフ不足も大きな課題であると感じます。これは当店に限らず飲食業界、あるいは社会全体の問題ですが、少子高齢化が進む中で、どのようにして優秀な人材を採用し育成していくかを、常に考えなければなりません。教育という意味では、痒いところに手が届くスタッフを育てていきたいと思っています。ビナキッチンはセルフサービスがメインの店舗で、お客様との接点は限られています。そうした中で、困っているお客様がいたらすぐに声をかけるお手伝いをするなど、コンシエルジュのような小さな気遣いができるお店になれれば、業績の向上にもつながっていくと考えています。

Q5何を学ぶ必要があるのか

外部の情報に触れ、トレンドを学ぶ

店舗のオペレーションにおいては、多くを経験してきた自負がありますが、まだまだ数字に関する知識は足りないと感じています。例えば自店の損益に関する数字や、事業部全体の予算、売上予測などは、会社の収益を考えるうえでは欠かせない視点になるため、時間を見つけて学んでいきたいと思っています。
また、外部からの情報を得ることも大切です。同じ店舗や部署での経験が長くなると、ノウハウや知見は蓄積されていく反面、外の情報に疎くなってしまう可能性があります。社内外の研修に積極的に参加して学ぶ機会を増やしたり、同業他社に勤める友人と交流することで世の中のトレンドを学んだりと、普段の仕事では得られない情報や知見に触れるようにしています。

Q6今後の目標、チャレンジ

一生懸命取り組む後輩たちを育てたい

まずは大きな事故なく、スタッフが健康で働ける店舗にしていきたいです。それと同時に、ビナキッチンと事業部全体の予算を達成することが直近の目標です。またこれまでは一貫して現場でのキャリアを歩んできましたが、ゆくゆくは現場を支援するような仕事も経験したいと思っています。

発注システムやレジシステム、勤怠システムなどは、現場で利用していて改善の余地があるなと感じているので、システム系の仕事もやってみたいです。加えて前述した通り、社員教育にも注力したいです。小田急レストランシステムがより一層発展していくためには、私よりも若い社員たちの成長が欠かせません。一生懸命、本気で取り組めば成長できる環境はありますので、彼らのモチベーションを上げられるような存在でありたいと思っています。

Column私が好きな小田急レストランシステム

積極的なチャレンジを歓迎してくれる

私は幼少期から小田急線沿線に住んでおり、小田急グループには親近感を持っていました。生まれ育った地域の食文化の発展に貢献できることは喜ばしいですし、もっと頑張ろうという気持ちになれます。また上司・部下との距離が近く、自分が本気で取り組みたいことに対して積極的にチャレンジさせてくれる環境は、小田急レストランシステムの好きなところです。メニュー考案やクーポン企画など、店舗を良くするための施策であれば、現場の意見を尊重して取り組ませてもらえます。そんな社風だからこそ、若手社員は前向きにチャレンジして成長していってほしいですね。

On dutyある日の私

  • 06:00

    ルンバ(掃除ロボット)起動と同時に起床。猫にご飯をあげ、私もパンとコーヒーを食べます。

  • 06:15

    天気予報と今日のシフトをチェック。

  • 07:00

    ゴミを捨て、出勤。

  • 08:00

    出社。勤務はシフト制で、ビナキッチンのキッチン早番は8時からで、ホールの朝番は9時から。日によってポジションが異なります。

  • 08:10

    キッチンでの仕込み作業を開始。

  • 09:30

    ロマンスカーミュージアム全体朝礼。入館者の情報や館内イベントの共有をします。

  • 10:00

    開店。スタッフに情報を共有し、指示出しを行います。

  • 11:30

    ピークタイム

  • 14:30

    ピークを終え、休憩に入ります。

  • 17:00

    予約メニューの考案や配席表の作成など事務作業を開始します。円滑な業務遂行のために必要な時間です。

  • 20:00

    退勤。電車内でYouTubeを観たり、音楽を聴いたりします。

  • 21:00

    帰宅し、まずは入浴。シャワーを浴びて気分をスッキリさせ、その後に軽めの夕食を取ります。

  • 21:30

    子どもと絵本を読み、寝かしつけます。子どもと触れ合える貴重な時間です。

  • 22:00

    就寝。なるべく8時間睡眠を心がけています。

Off time思い出の一枚

思い出の一枚

2019年、妻とニュージーランドへ海外旅行に行きました。きっかけはコーヒーが好きで、オセアニアのコーヒー文化に興味があったからで、朝から晩までカフェ巡りをしました。写真は首都ウェリントンにある映画スタジオを観光したときのものです。「ロード・オブ・ザ・リング」関連の銅像との一枚。

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